知っておくべきビットコインFXにかかる手数料とは?
今回は、取引所別に手数料やコストを比較するとともに、併せてビットコインFXでおすすめの取引所を紹介していきます。
- 仮想通貨取引所の手数料比較
- ビットコインFXにかかる4つのコスト
- おすすめの取引所
これからビットコインFXを始めようと考えている方や既にトレードをしている方でも、やはりコストは常に気になるかと思います。
そこで、改めて仮想通貨取引所の手数料を比較一覧にし、それを踏まえてどこが一番良いのか見てみます。
ビットコインFX取引所の手数料を比較【2019年最新版】

はじめに、ビットコインFXができる取引所の手数料を比較してみましょう。
※スマホでご覧の方は横にスクロールできます。
取引所 | 取扱通貨 ※1 | 最大レバレッジ ※2 | 取引手数料 | スプレッド | 入出金手数料 | スワップポイント |
---|---|---|---|---|---|---|
GMOコイン | 5種類 | 4倍 | 無料 | 0.1~ 0.2% | 無料 | 0.04% |
DMMBitcoin | 7種類 | 4倍 | 無料 | 0.1~ 0.2% | 無料 | 0.04% |
Zaif | 5種類 | 25倍 | 無料 | 0.3%~ | 【入金】 486円~ 【出金】 350円~ | 0.039% |
BITPOINT | 5種類 | 4倍 | 無料 | 0.07% | 【入金】 無料 【出金】 324円 | 0.035% |
Coincheck | 10種類 | 5倍※3 | 【買い】 0.04% 【売り】 0.05% | 0.04% | 【入金】 756円~ 【出金】 400円 | 【買い】 0.04% 【売り】 0.05% |
bitFlyer | 7種類 | 4倍 | 無料 | 0.04% | 【住信SBIネット銀行】 無料 【それ以外の入金】 324円 【出金】 216円~ | 0.04% |
BitMEX | 8種類 | 100倍 | 【指値】 0.025% 【成行】 0.075% | 0.01~ 0.02% | 無料 | 0.375%/8h |
※1…取扱通貨数は、現物取引も含めた取引所としての取扱数
※2…スプレッドは、ビットコイン1通貨あたりの率
※3…Coincheckのレバレッジ取引は2019年9月現在停止中
手数料で比較しますと、やはりGMOコインとDMMビットコインが良いですね。
他にもBITPOINTは入金手数料も無料なので、比較的コストを抑えることができます。
知っておくべき仮想通貨取引にかかる4つのコスト

ビットコインFXにはどのようなコストがかかるのでしょうか。
次は、ビットコインFXにかかるコストについてみてみましょう。
取引手数料
取引手数料は、ビットコインFXの取引を行う度にかかる手数料のことを言います。
この「取引手数料」と「スプレッド」を混同している方もいらっしゃいますが、取引手数料はスプレッドとは別でかかるコストのこと。
普通の為替FXでも、スプレッドとは別に取引手数料をかけている業者がいます。
現在ではビットコインFXを扱う取引所の多くが取引手数料を無料にしており、取引のコストをできるだけ安くすることで顧客サービスを向上させ会員数の増加を図っているのです。
スプレッド
参照元:bitflyer
スプレッドはビットコインの買値と売値の差額で、為替FXのスプレッドと意味は同じ。
同一時点で同一通貨を売買しても、売値 < 買値 の関係になっています。
例えば、買ったビットコインを値動きがないまますぐに売ったとしても、スプレッド分だけ損をしてしまう仕組みになっています。
スプレッドの金額(広さ)は、取引所により、また同一の取引所でも通貨の種類によって異なります。
入出金手数料
参照元:GMOコイン
入出金手数料は、ビットコインFXの取引所に入金、または出金する際にかかる手数料です。
通常、銀行などの一般金融機関を通すと、入出金ともに手数料がかかります。
しかし、近年普及してきたネット銀行からクイック入金を行えば、入金手数料がかからないケースが増えてきています。
ただし、ネット銀行でも出金する際は手数料を取られるケースが多いようです。
スワップポイント
ビットコインFXで、日をまたいでポジションを保有するとスワップポイントがかかります。
これは、ポジションを保有することで、取引所に保管費用というランニングコストが発生するためです。
スワップポイントを支払いたくない場合は、日をまたいでポジションを保有せず、1日のうちにエントリーから決済まで行ってしまえばスワップポイントはかかりません。
為替FXでもスワップポイントがありますが、為替FXの場合は2つの通貨の金利差(2国間の国債金利の差)のことをいい、貰えるイメージの方が強いでしょう。
しかし、ビットコインFXにおけるスワップポイントは意味合いがまったく異なり、ランニングコストとして支払うだけの費用となります。
取引所によっては、このスワップポイントを「レバレッジ手数料」と呼んでいるところもあります。
おすすめの取引所はココ

ではさっそく、ビットコインFXでおすすめの取引所を紹介します。
今回は、手数料におけるおすすめランキングなので、「スプレッドが低い」、「スキャルピングに向いている」など、項目を絞っています。
是非チェックしてみてください。
スプレッド重視なら「bitFlyer」

会社名 | 株式会社 bitFlyer |
---|---|
設立時期 | 2014年1月 |
本社所在地 | 東京都港区赤坂9-7-1 |
資本金 | 41億238万円 |
取引手数料 | 無料 |
スプレッド | 0.04%程度 |
スプレッドでおすすめなのは、「bitflyer」です。
bitFlyerは、取引量、利用者数、資本金などの規模からみて、国内で最大級の取引所。
特に、ビットコインの取引量は国内でトップの実績を誇っています。
そんなbitFlyerは、「ライトニングFX」というFXサービスを提供しています。
ライトニングFXでは投資家同士の「板取引方式」を採用しており、スプレッドはその都度変動しますがビットコインの取引量が非常に大きいため全般的にスプレッドが狭くなる傾向にあります。
執筆時(2019年9月)の時点で、ビットコインFXにおけるスプレッドは0.1%。

これは非常に狭いスプレッドだと言えます。ちなみに他の仮想通貨取引所と比較してみました。
取引所 | スプレッド |
---|---|
bitflyer | 1円(0.1%) |
DMM Bitcoin | 665円 |
GMOコイン | 936円 |
Zaif | 100円 |
こうしてみると、圧倒的にbitFlyerのスプレッドが狭いですね。
※上記は変動スプレッドです。
スキャルピングをするなら「GMOコイン」

会社名 | GMOコイン株式会社 |
---|---|
設立時期 | 2016年10月 |
本社所在地 | 東京都渋谷区桜丘町20-1 |
資本金 | 17.58億円 |
取引手数料 | 無料 |
スプレッド | 0.1~0.2% |
スキャルピングで選ぶなら、「GMOコイン」です。
GMOコインはGMOインターネットグループに所属する取引所で、グループ傘下のGMOクリック証券を中心にFXや株取引を手掛けてきた豊富な金融取引の実績があります。
そんなGMOコインは取引手数料ゼロに加え、スキャルピングに向いているビットコインFX取引ツール「ビットレ君」が利用可能。
以上のようにGMOコインは1回あたりの取引コストを抑え、優れた取引ツールを備えていることなどから、スキャルピングに最適な取引所といえるでしょう。
ちなみにTwitterなどネットでもGMOコインでスキャルピングをしているトレーダーは比較的多いようです。
GMOコイン取引所にて
BTC JPY ビットコイン
スキャルピング pic.twitter.com/gnwIlbrJJM— コッコ@海外 FX@XMで億万長者へ (@tousikafx) December 3, 2017
【朗報】BTCFX楽しすぎ。色々と話題になってたのでGMOコインに10万入金。スキャルピングという手法でちょくちょく稼いで今残金1万。
可能性を感じるぜ。— ねこたろう@仮想通貨 (@HVHgRIUzChbru75) December 17, 2017
海外取引所なら「BitMEX」

会社名 | Bitcoin Mercantile Exchange |
---|---|
設立時期 | 2014年1月 |
本社所在地 | 香港 |
通貨の種類 | 8種類 |
ゼロカットシステム | 〇 |
取引手数料 | 指値:▲0.025%、成行:0.075% |
スプレッド | 0.01~0.02% |
こちらは番外編になりますが、海外でビットコインFXをお考えなら「BITMEX」でしょう。
BITMEXは香港に拠点を置き、世界のビットコイン取引高の約20%を占める超メジャー取引所です。
最大レバレッジは100倍で、且つ追証なしのゼロカットシステムを採用しているため安心・安全。
スプレッド、取引手数料とも非常に安く(取引手数料はマイナスもあり得る)、圧倒的な取引量に基づく安定したトレードを行うことができます。
BitMEXはスプレッドがほとんど0%
テイカーよりメイカーの方が多い
細かい価格の振動がない pic.twitter.com/xqi9nynQar— unique_ptr (@unique_ptr_void) February 18, 2018
今更ながら現物売買だけだとなんなので、XRPのレバレッジ取引やりたいと思ったんだけど、スプレッドとか見ると現状Bitmex一択しかない感じ。でもBTC建てってのがなぁ。。。うーん(ほんといまさら)
— ポジション・ザ・レッド (@positionthered) January 8, 2019
BITMEXは長期投資も可能ですが、ハイレバレッジ、低スプレッドを活用して短期間で大きな利益を上げる取引に優位性がある取引所といえます。
まとめ

さてここまで、ビットコインFXにおける手数料やおすすめの仮想通貨についてまとめてきました。
コストは絶対にかかるものなので、極力減らしたいはず。
今回紹介したbitflyerやGMOコインなど、ある程度コストを抑えることができる取引所もありますので是非そちらでトレードしてみてはいかがでしょうか?


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