FXレバレッジ10倍規制に関する最新情報(2/13)

国内FX業者のレバレッジ10倍規制は店頭だけ?

FXレバレッジ10倍規制
2017年9月に報道されたFXレバレッジの10倍規制について再び言及していきます。

 

2018年2月に入り
12日:日経新聞での報道
13日:有識者会議の開催
とさらなる進展が見られました。

 

特に今回新たに分かったこととしてFXレバレッジの規制が行われるのは店頭取引だけでくりっく365は規制対象外になる可能性が高いということです。

ネット上でも多く言われていることではありますが、これは管理人としても金融庁側の思惑が隠れているのではと考えています。

 

第1回有識者会議の内容とは?

第1回有識者会議の内容について

まずは、2/13に開催された第一回有識者会議の内容について説明していきます。

ただ、有識者会議となると少し内容が難しくなってしまうので、ポイントだけ簡単に紹介していきます。

 

今回のFXに関する有識者会議の内容を一言でまとめると
「FX店頭取引の危険性についての確認」

です。

 

国内FXには一般的に多くのトレーダーが取引を行っている「店頭取引」と東京金融取引所を通してFX取引を行う「くりっく365」に分けることができます。

多くのトレーダーが利用しているFXの店頭取引はGMOやSBIなどの企業が取引所を開き通貨の取引を行うことができるようになっています。

一方で、くりっく365は東京金融取引所という公的な場所でのFX取引を行うことを言います。

くりっく365はGMOクリック証券や外為オンラインなどの一般的な店頭取引を提供している一部のFX業者を通して利用することができます。

 

今回はこのくりっく365についてはほとんど言及されず、店頭取引についての話が中心でした。

具体的には、レバレッジ25倍に規制して以降FXの市場が3000兆円から5000兆円まで拡大しており、FX取引の量が拡大しているということ。

この状態でリーマンショックやスイスフランショックのようなことが起きてしまった場合にFX店頭取引業者が破綻の危機にさらされてしまうということでした。

そのため、FXのレバレッジを10倍に規制することで取引量を制限し、FX業者が破綻するリスクを抑えるという流れになっていました。

 

有識者会議の大体の内容についてはわかっていただけたと思います。

ここからは、
「FXレバレッジ10倍規制が適切か?」
「店頭取引だけ規制することが適切か?」
について考えていきます。

 

レバレッジ10倍は適切な数字なのか?

レバレッジ10倍規制は適切なのか

まずここで、考えていきたいのはFXのレバレッジ規制が10倍というのは適切な値なのかと言うことです。

2011年にFXのレバレッジを25倍に規制し、さらにレバレッジの規制を厳しくするということは現在のレバレッジではまだまだ危険性があるということです。

 

まず、押さえておきたいこととして、レバレッジが25倍で危険にさらされたFX業者が存在したのかと言うことです。

レバレッジ25倍規制は東日本大震災に影響を受けて同じことが再び起こった際も耐えられるための引き下げでした。

レバレッジ25倍規制後、スイスフランショックなどの海外のFX業者などが破綻した出来事があった際も国内FX業者は破綻することなく乗り切っています

 

これに関して金融庁としては1985年以降のデータを統計し通貨ペアごとに最も大きな値動きの際に耐えることができるレバレッジを平均した結果10倍程になったことを根拠として持ち出しています。

しかし、FXが日本で導入されたのが1993年であり、それにより大きく為替の動きなども影響を受けています。

つまり、1993年以前のデータはあまりあてにならないということです。

 

また、通貨ペアごとに平均しレバレッジの規制を行っていますが、ドル/円などの動きが少ない通貨からマイナー通貨まで平均するということが間違っています。

動きが大きくてFX業者の運営に影響が出る通貨があるのであれば、その通貨ペアのみをレバレッジ規制することが適切です。

 

もっと言うと、FX業者としてはレバレッジ10倍規制により、売り上げが落ちてしまう方が業者としてはリスクになってしまいます。

場合によっては、レバレッジ規制によってトレーダーが離れてしまい、破産する可能性も0ではありません。

これらのことを考えると、FXレバレッジ10倍規制はFX業者の保護としては適切ではないと考えられます。

 

規制を店頭取引だけするのは正しいのか?

店頭取引だけ規制するのは正しいのか

続いて、FXのレバレッジ規制が店頭取引にのみ適応されることについて説明していきます。

今回の有識者会議で店頭取引についての議論しかされませんでした。

 

つまり、店頭取引のみがレバレッジ規制を受け、東京金融取引所を用いて行うくりっく365は規制されないということは十分に考えられます。

そのため、ここでは店頭取引のみがレバレッジ規制を受けるという前提で話を進めていきます。

 

まず、東京金融取引所は優良金融機関が後ろ盾となっており、破綻の危険性がないということが金融庁の意見です。

そのため、くりっく365ではレバレッジ規制が25倍であったとしても安全に取引をできるということが金融庁の意見です。

確かに、優良な金融機関が後ろ盾となっていると破綻の危険性も少なく、トレーダーとしても安心して取引することができます。

 

ただ、その他店頭取引のFX業者もそれぞれ資本金の量など大きく差が出ています。

それであっても店頭取引というだけで金融庁は店頭取引をひとくくりとして考えています。

法律的に難しいとのことかもしれませんが、疑問を感じる点も多いです。

 

さらに、店頭取引とくりっく365の取引高を比較してみると
店頭取引:4900億円
くりっく365:41億円
と100倍以上の大きな差が出ています。

 

さらに、くりっく365で扱う東京金融取引所は金融庁の天下り先としても知られている会社です。

この現状を聞くと、くりっく365の利用者を増やしたいために店頭取引にレバレッジ規制をかけたのではないかと考えてしまうことは無理もありません。

 

また、FXのレバレッジ規制はFX業者を守るためであるということでしたが、規制をすることによって利用者の減少が起こることはほぼ間違いありません。

利用者が減ってしまうと、その分売り上げも減少してしまいます。

これで金融庁はFX業者の安全のためと言えるのでしょうか?

 

FX業者がこれまで通り、運営を行うことを望むのであればくりっく365にトレーダーが流れるようなことをするべきではないはずです。

 

FXトレーダーのメリット・デメリット!今後の動きとは?

FXのレバレッジ規制によるメリット、デメリット

ここまで、今回のFXレバレッジ規制について業者の安全がきちんと守られているのかについて考えてきました。

次は規制によりFXトレーダーがどのような動きをするのかについて考えていきます。

 

トレーダーとしてはレバレッジが25倍から10倍になった場合に損しかありません。

確かに、高いレバレッジで多くの金額の取引を行うと損失も大きくなってしまうのでデメリットに感じるかもしれません。

 

しかし、レバレッジは自分で決めることができます。

その点では自分で決められるレバレッジの範囲が狭くなってしまうだけです。

 

また、レバレッジ規制がかかってしまうことによってこれまで以上に資金が必要になってしまいます。

100万円の取引を行う場合を例として考えてみます。

レバレッジ規制前 レバレッジ規制後
最大レバレッジ 25倍 10倍
必要証拠金 4万円 10万円

このように同じ金額の取引をする場合でも資金をこれまでの2.5倍用意しなければならなくなります。

 

このようにFXトレーダーとしてはレバレッジ規制は損しかしません

このことから考えると、レバレッジ規制により金融庁の狙い通りくりっく365にトレーダーが流れるということは大いに考えることができます。

また、海外FX業者へ多くのトレーダーが流れることも考えられます。

 

これまでは国内FX業者の方が安心してトレードができるということでしたが、もしくりっく365へトレーダーを流すために今回の規制を行っているのだとしたら、金融庁の信頼性も崩壊してしまいます。

結局は金融庁も自分たちの利益を得られるところにトレーダーを流しているということになってしまいます。

 

海外FX業者でトレードをしている管理人としては必要以上に海外FX業者を攻撃していたのもこのためではないかと考えています。

 

少し話は脱線してしまいましたが、今回のFXレバレッジ規制によって店頭取引のトレーダーはくりっく365や海外FXに流れることは間違いないと考えられます。

 

保有していたポジションはどうなるの?

保有していたポジションについて

最大レバレッジが25倍から10倍へと変更になった場合、「元々持っていたポジションはどうなるのか?」ということが気になる方もいるでしょう。

ここでは、レバレッジ規制時にポジションを保有していた場合どうなるのかについてとその対策について説明していきます。

 

ポジションは強制決済!?

先ほど紹介したように最大レバレッジが変更になってしまうと必要証拠金も変わってしまいます。

先ほどの表を見てみると

レバレッジ規制前 レバレッジ規制後
最大レバレッジ 25倍 10倍
必要証拠金 4万円 10万円

というように必要証拠金は2.5倍になってしまいます。

 

では、最大レバレッジ25倍の時点で10万円未満の金額(レバレッジ10倍超)で取引していた人のポジションはどうなってしまうのでしょうか?

実は、この場合強制的にロスカットになってしまいます

 

仮に、4万円でレバレッジ25倍の取引をしていたとします。

その後、レバレッジの規制により最大レバレッジが10倍になってしまうと、必要証拠金が10万円となり、証拠金維持率は40%となってしまいます。

もし、FX業者のロスカットの基準が証拠金維持率50%だとしたらこの時点で下回ることになり、ロスカットになってしまいます。

 

また、レバレッジ10倍以内で取引をしていても含み損により証拠金維持率が低くなっているとロスカットになってしまいます。

 

レバレッジ規制時3つのロスカット対策

このようにFXでレバレッジ規制が行われる際に強制的にロスカットされるということを避けたいと思うことは当たり前なことだと思います。

ここからはFXのレバレッジ規制時にロスカットにならないための対策について説明していきます。
 

対策①レバレッジ規制前に損切りを行う

まず、一つ目の対策はレバレッジ規制前に損切りを行うという方法です。

レバレッジの規制が決まった段階でFX業者から「〇月〇日〇時〇〇分から最大レバレッジが10倍に変更になります」といった、連絡が届くはずです。

それまでの間に保有しているポジションを決済すれば、ロスカットにはなりません。

 

ただ結局、自分の望んだタイミングでの決済は難しくなってしまいます。

それでも、強制的に決済されるぐらいなら規制までの間の比較的いい相場で決済を行う方がいいです。
 

対策②追加入金を行う

FXレバレッジ規制に対する二つ目の対策は追加入金を行うという方法です。

この方法はFXを行っていてロスカットされそうな際にマージンコールが行われた際の対応と同じです。

つまり、証拠金を増やして証拠金維持率を上げるということです。

 

このように入金を行い、証拠金を増やすことでレバレッジ規制後もロスカットされることなくトレードを続けることができます。
 

対策③乗り換えキャンペーンを利用する

最後に紹介するのは乗り換えキャンペーンを利用する方法です。

海外FX業者のGEMFOREXでは、「他社からの乗り換えキャンペーン」として含み損を代わりに負担してくれるサービスを提供しています。

これを利用することで元々あった含み損もなかったことにすることができます。

以下はそのキャンペーンの詳細です。

【乗り換えキャンペーン概要】

内容
資金を移動する際に決済した損失分をボーナスで補填
対象
FX口座を持っており、全額をGEMFOREXに移動予定の方
期間
100口座限定なくなり次第

 
このキャンペーンには、口座開設後にメールで審査を受けるだけと簡単に申し込むことができます。

審査に落ちた場合も口座開設しかしておらず、資金は移動させていないのでリスク0で行うことができます。

 

また、リスク0とは言われてもGEMFOREXがどのような海外FX業者かわからない状態で資金を移動させることは不安だと思います。

GEMFOREXについてはこちらで紹介しているのでぜひ見てみてください。

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