
FXGTではスキャルピング可能であることを公式サイトで明記しています。
ただし、スキャルピングができたとしても、スプレッドが広かったり約定力が低ければ利用する価値はありませんよね。
結論、FXGTでのスキャルピングはゴールドや仮想通貨FXならばほぼ最適解(とても良く向いている)。
為替FXはスタンダード口座こそスプレッドは普通程度ですが、スプレッドの狭いECN口座・PRO口座であれば十分にスキャルピング適性があります。
通貨ペア(pips) | FXGT スタンダード口座 | FXGT ECN口座 | GEMFOREX | XM | AXIORY |
USD/JPY | 1.8 | 0.7 | 1.6 | 1.7 | 1.4 |
EUR/JPY | 2.0 | 1.3 | 2.2 | 2.1 | 1.4 |
GBP/JPY | 3.0 | 1.8 | 2.4 | 3.6 | 2.1 |
AUD/JPY | 3.0 | 1.6 | 2.8 | 3.3 | 1.8 |
EUR/USD | 1.6 | 0.8 | 1.5 | 1.9 | 1.2 |
EUR/GBP | 2.0 | 1.1 | 1.9 | 1.8 | 1.1 |
GBP/USD | 1.7 | 0.9 | 2.1 | 2.1 | 1.6 |
主要7通貨ペア平均 | 2.2 | 1.2 | 2.1 | 2.4 | 1.5 |
※ ECN口座は取引手数料込みの数値
通貨ペア(円) | FXGT | Bitterz | CryptoGT |
BTC/JPY | 2600 | 3600 | 2850 |
LTC/JPY | 22 | 28 | 19 |
ETH/JPY | 232 | 390 | 240 |
BCH/JPY | 61 | 270 | 69 |
XRP/JPY | 0.14 | 0.20 | 0.15 |
ADA/JPY | 0.31 | – | 0.33 |
DOT/JPY | 12.4 | – | 12.5 |
XLM/JPY | 0.18 | – | 0.19 |
※ 仮想通貨と日本円の組み合わせになりますので、スプレッド単位は「円」で表記しています。
海外FX業者 | ゴールドのスプレッド |
---|---|
FXGT (スタンダード口座) | 2.5pips |
GEMFOREX (オールインワン口座) | 3.0pips |
XM (スタンダード口座) | 3.5pips |
AXIORY (スタンダード口座) | 4.3pips |
TitanFX (スタンダード口座) | 2.23pips |
上記の通り、FXGTのスプレッドは決して悪くなく、特に仮想通貨関連は他社と比べても一番狭くなっています。
加えて、FXGTでは口座開設ボーナス・入金ボーナスのスペックがかなり良いのも特徴。
(ECN・PRO口座ではボーナスは利用不可)
FXGTに魅力を感じた方はぜひ試してみてください。
特にまだFXGTの口座を持っていない方は、口座開設ボーナス分だけでも試してみるのがオススメですよ。
FXGTではスキャルピングが認められている
記事の冒頭でもお伝えした通り、FXGTではスキャルピング取引が認められています。
スキャルピングが認められている旨は、FXGT公式サイトの「ヘルプセンター」から確認可能です。

スキャルピングを行う場合は前提として、利用したい海外FX業者がスキャルピングに対応しているかどうかを確認する必要があります。
スキャルピング禁止の海外FX業者でスキャルピングをすると、最悪の場合は口座の凍結や出金の差し止めなどの罰則が課せられてしまいますので、スキャルピングの可否は事前に必ず確認するようにしましょう。
EAを利用したスキャルピングもOK
FXGTでは自動売買(EA)を利用したスキャルピングも認めています。
FXGTでは取引ツール(プラットフォーム)としてMT5に対応しており、MT5で利用できるEAであればすべて利用可能です。
なお、FXGTが対応している取引ツールはMT5だけで、MT4は非対応となっています。
MT5とMT4には互換性がなく、MT4用のEAやカスタムインジケーターはMT5では使うことができません。
最近ではMT4用のプログラム言語であるMQL4を、MT5用のプログラム言語であるMQL5に変換するサービスも増えてきています。
そういったサービスを利用してMT4のEAをMT5へコンバートして使うことも不可能ではありません。
ただし、正常に動作する保証は無いので、利用は自己責任となります。
スキャルピングに向いていないのは本当?
以前は「FXGTはスキャルピングに向いていない」といわれることもありましたが、現在は状況が変わってきています。
サービス開始当初のFXGTは、一般的な海外FX業者でいうスタンダード口座に相当する「MT5口座」しか提供していませんでした。
しかし、2021年に低スプレッド口座であるECN口座のサービスを開始させており、取引環境が改善されています。
2021年7月からはECN口座での仮想通貨取引のスプレッド縮小させるなどサービス内容も段階的に充実させており、競合他社とも勝負できるスキャルピング環境が出来たといえるでしょう。
また、FXGTは仮想通貨FXでは海外FX業界でも最狭水準のスプレッドを提供しています。
詳細はこの後の「FXGTでスキャルピングするメリット」の中でお伝えしていきますが、仮想通貨FXに興味がある方はFXGTの利用がおすすめです。
FXGTでスキャルピングするメリット
ここからはFXGTでスキャルピングをするメリットを解説していきます。
紹介する内容は以下のとおりです。
- 仮想通貨FXが業界最高レベルの取引環境で取引可能
- 最大レバレッジ1000倍で取引可能
- 低スプレッドのECN口座に対応
- 豪華ボーナスが充実している
それでは1つずつ確認していきましょう。
仮想通貨FXが業界最高レベルの取引環境で取引可能
FXGTの大きな強みの1つとして「優良な仮想通貨FXの取引環境」があげられます。
FXGTの仮想通貨FXの主な特徴は以下のとおりです。
- 取引できる仮想通貨関連ペアは50種類以上で海外FX業者トップ
- 仮想通貨FXも最大1000倍のハイレバレッジで取引可能
- FXGTのスプレッドは海外FX業界トップクラスの狭さ
- マーケットデプスを採用しており、保有するロット数が少ない場合に狭いスプレッドで取引できる
スキャルピングとなると一番気になるのはスプレッドの狭さではないでしょうか。
FXGTの仮想通貨ペアのスプレッドは競合他社と比較してもかなり狭く、有利なコストで取引することができます。
以下は、主要各社の平均スプレッドを比較した表です。
海外業者 | BTC/JPY | BTC/USD |
---|---|---|
FXGT(スタンダード口座) | 248pips | 199pips |
TitanFX(スタンダード口座) | 389pips | 344pips |
FBS(仮想通貨口座) | 399pips | 3109pips |
Bitterz | 355pips | 261pips |
CryptoGT | 257pips | 206pips |
競合の海外FX業者はもちろんですが、海外仮想通貨取引所よりもスプレッドが狭くなっているのは特筆すべき点ですね。
スプレッドの狭さはスキャルピングで利益をあげていくうえで重要な要素の1つです。
その点で、FXGTは仮想通貨FXの取引で利益を上げやすい海外FX業者といえるでしょう。
最大レバレッジ1000倍で取引可能
FXGTの最大レバレッジは1000倍となっています。
2019年のサービス開始当初は最大500倍でしたが、2021年6月に最大1000倍へと引き上げられました。
最大レバレッジが「500倍⇒1000倍」と2倍になったということは、同じ証拠金でも取引できる数量が2倍に増えたということを意味します。
取引量を増やしやすい環境であれば、わずかな利幅を狙うスキャルピングでも利益を大きくしやすいでしょう。
関連:FXGTのレバレッジルールまとめ!最大1000倍の利用条件や注意点・制限事項を解説
また、FXGTはゼロカットシステムも採用しています。
ゼロカットシステムに対応しているため、入金額以上の損失が発生した場合でもFXGTが入金額以上の損失を補填してくれるので、追証は発生しません。
ハイレバレッジは利益を大きくしやすい反面、損失も大きくなりやすいため、ゼロカットシステムに対応しているのは安心できますね。
低スプレッドのECN口座に対応
FXGTのECN口座は2021年6月にリリースされた新しい口座タイプの1つで、ECN方式による低スプレッド取引を目的とした口座タイプです。
ECN方式とは「Electronic Communications Network」の略称で、FX業者を介さずインターバンクに直結して取引する方式のことをいいます。
約定力の強さや取引環境の透明性・公平性の高さが持ち味のECN方式ですが、スプレッドの狭さも大きな魅力です。
FXGTのECN口座では、最小0pipsのスプレッドに1ロットあたり往復10ドルの取引手数料で取引できます。
取引手数料を含めた実質的なスプレッドを考えても、FXGTの中では最も低コストの取引が可能なので、スキャルピングをする際にはECN口座がおすすめです。
豪華ボーナスが充実している
FXGTで取引するメリットの1つに、豪華なボーナスキャンペーンがあります。
FXGTは以下のボーナスを開催中です。
FXGTのボーナス | 内容 |
---|---|
口座開設ボーナス | 新規口座開設後、本人確認を完了すると5,000円のボーナスを付与 |
初回入金ボーナス | 初回入金に対して、最大7万円の100%ボーナスを付与 |
通常入金ボーナス | 2回目以降の入金に対して、120万円を上限とした30%ボーナスを付与 (初回入金ボーナスと違い、ボーナス上限額まで入金のたびに受け取れる) |
ボーナスを利用することで、トレードに使える資金を増やすことができますので、余裕を持ったトレードが可能です。
ただし注意点として、スキャルピングに最も適しているECN口座はボーナス・キャンペーンの対象外です。
ボーナスを使ってスキャルピングをしたい場合は、ECN口座の次にスプレッドの狭いスタンダード口座を利用すると良いでしょう。
関連:FXGTボーナス完全攻略!口座開設ボーナス&入金ボーナス最新情報
以上がFXGTでスキャルピングするメリットの解説でした。
FXGTが登場した2019年当初は「FXGTはスキャルピングに向いていない」という意見も多く、否定材料もあまりない状態でした。
しかし2022年現在、FXGTでもスキャルピングをオススメできる要素・メリットも増えたので、気になる方ははぜひ試してみてください。
特に仮想通貨FX・ゴールド関連を取引したい人にはFXGTはオススメですよ。
メリットを確認したところで、次からはデメリットを確認していきましょう。
FXGTでスキャルピングするデメリット
ここからはFXGTでスキャルピングをする際のデメリットを紹介していきます。
紹介していく項目は以下のとおりです。
- FX通貨ペアのスプレッドは並
- 約定力に不安がある
- 取引プラットフォームはMT5のみ
それでは、こちらも1つずつ確認していきましょう。
FX通貨ペアのスプレッドは並
FXGTのスプレッドは競合の海外FX業者の比較すると、決して狭い部類とは言えません。
スキャルピングで利益を上げるためにはスプレッドの狭さがとても重要です。
スキャルピングは取引回数を増やして利益をあげる手法なので、取引ごとのコスト(スプレッドや取引手数料)が低い方が利益を上げやすいといえます。
FXGTの低スプレッド口座であるECN口座でも、他社の低スプレッド口座と比べるとスプレッドは若干広めです。
以下で海外FX業者の低スプレッド口座の取引手数料、そして主要な通貨ペアのスプレッドを順番に比較してみたいと思います。
まずは低スプレッド口座の取引手数料の比較結果から見ていきましょう。
海外FX業者 | 往復取引手数料 |
---|---|
FXGT (ECN口座) | 6ドル(0.6pips相当) |
GEMFOREX (ノースプレッド口座) | なし |
XM (ゼロ口座) | 10ドル(1pips相当) |
AXIORY (ナノスプレッド口座) | 6ドル(0.6pips相当) |
TITAN FX (ブレード口座) | 7ドル(0.7pips相当) |
BigBoss (プロスプレッド口座) | 9ドル(0.9pips相当) |
ご覧のとおり、FXGTのECN口座は競合の海外FX業者のなかでも高めの取引手数料となっています。
次からは取引手数料込みでのFX通貨ペアのスプレッドを見ていきましょう。
海外FX業者 | USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | AUD/USD | GBP/JPY | EUR/JPY |
---|---|---|---|---|---|---|
FXGT (ECN口座) | 0.4 (1.0) | 0.3 (0.9) | 0.4 (1.0) | 0.6 (1.2) | 1.7 (2.3) | 0.9 (1.5) |
GEMFOREX (ノースプレッド口座) | 0.4 | 0.5 | 1.6 | 0.7 | 1.4 | 0.6 |
XM (ゼロ口座) | 0.3 (1.3) | 0.2 (1.2) | 0.6 (1.6) | 0.1 (1.1) | 1.8 (2.8) | 0.6 (1.6) |
AXIORY (ナノスプレッド口座) | 0.4 (1.0) | 0.3 (0.9) | 0.7 (1.3) | 0.5 (1.1) | 1.3 (1.9) | 0.5 (1.1) |
TITAN FX (ブレード口座) | 0.4 (1.1) | 0.2 (0.9) | 0.4 (1.3) | 0.2 (0.9) | 1.6 (2.3) | 0.5 (1.2) |
BigBoss (プロスプレッド口座) | 0.5 (1.4) | 0.4 (1.3) | 0.8 (1.7) | 0.4 (1.3) | 1.2 (2.1) | 0.6 (1.5) |
関連:FXGTのスプレッド最新一覧まとめ!他社比較やよくある質問も紹介
先述したとおり、FXGTのECN口座のスプレッドは海外FXの低スプレッド口座の中では平均的で、特別に狭いわけではありません。
FXGTはそもそも「海外FXと仮想通貨のハイブリッド取引所」「最大レバレッジ1,000倍」「豪華多様なボーナス・キャンペーン」を売りにしている業者です。
これらの要素よりも他社よりも優れた狭いスプレッドを求めたい、といった方はFXGT以外の業者を選ぶのが良いでしょう。

約定力に不安がある
小さな値幅を細かく狙うスキャルピングでは、約定力の強さも重要な項目です。
しかしFXGTではサービス開始当初から、日本時間の深夜や早朝の時間帯での約定力の低さがTwitterなどのユーザーレビューで指摘されています。
海外のMT5が使えて土日もできる仮想通貨取引所ってFXGTなんかなー。
ほかに良いところあるんかな。
約定スピード以外不満はないんだけど— ライス (@PcqTFOjZlwSDGLK) June 24, 2021
fxgtボーナスあったから初めて使ったけどなんか約定遅い
— しまうま (@zebra0824m) June 6, 2021
FXGTクソストレスだ…
スプ広いのは仕方ないとして、約定遅すぎる。— まるまる (@maru_marufx) March 20, 2022
FXGTに限らず、流動性が落ちてくる日本時間の深夜〜早朝、または注目される経済指標発表時やその前後では約定力の低下やスプレッドの拡大が発生しやすいです。
とはいえ、FXGTの約定力の低さは長期間にわたって指摘され続けているものなので、スキャルピングをする際は流動性の高い時間帯に行うようにしましょう。
取引プラットフォームはMT5のみ
FXGTで利用できる取引プラットフォームはMT5のみです。
MT5はMT4よりも動作や性能が改善されていますが、MT4用のインジケーターやEAをMT5で使うことは基本的にできません。
MT4用のインジケーター等をMT5に変換するサービスもありますが、複雑なインジケーターやEAは正常に動作しない場合もあります。
そのため、普段MT4用のインジケーターやEAを使って取引を行っている方は、MT5では新規に取引環境を構築しなおす必要があるといえるでしょう。
以上がFXGTでスキャルピングをする際のデメリットの紹介でした。
次からはデメリットとあわせて確認しておきたい「FXGTでスキャルピングする際の注意点」を確認していきますので、あわせてご覧ください。
FXGTでスキャルピングする際の注意点
ここからはFXGTでスキャルピングする際の注意点や、知っておきたいポイントを紹介していきます。
紹介していく内容は以下のとおりです。
- ストップレベルが広め
- 裁定取引は禁止されている
- ゼロカットを目的とした取引の禁止
- 窓開け・窓埋め狙う悪質な取引の禁止
- インフラの弱点を突く取引の禁止
それではこちらも1つずつ確認していきましょう。
ストップレベルが広め
FXGTのストップレベルは、他社と比べて少々広めの設定となっています。
ストップレベルとは、指値や逆指値を入れる際に現在のレートから離しておかなければいけない価格差のことです。
例えばストップレベルが5pipsならば、現在のレートの上下5pips以内には指値・逆指値注文を入れることはできません。
以下は、FXGTで取引できる主要銘柄のストップレベルです。
通貨ペア | スタンダード口座 | ECN口座 |
---|---|---|
USD/JPY | 6.2pips | 3.2pips |
EUR/USD | 5.2pips | 2.8pips |
GBP/USD | 8.2pips | 3.8pips |
AUD/USD | 6pips | 3.6pips |
GBP/JPY | 12.2pips | 5.9pips |
EUR/JPY | 8pips | 3.7pips |
BTC/JPY | 88pips | 88pips |
BTC/USD | 72pips | 72pips |
XAU/USD | 128pips | 128pips |
海外FX業者の中にはストップレベルがゼロの業者もありますので、FXGTのストップレベルは広いといえるでしょう。
ECN口座の場合はスタンダード口座に比べて半分ほどのストップレベルですが、それでも狭いとは言えません。
仮想通貨FXやゴールドの場合は、口座タイプによるストップレベルの違いはありませんね。
主に成行注文でスキャルピングを行う方は気にならないかも知れませんが、注文や決済で指値・逆指値を置いておく方はFXGTのストップレベルを把握しておきましょう。
裁定取引は禁止されている
スキャルピングに対して制限を設けていないFXGTですが、すべての取引方法を認めている訳ではありません。
禁止されている取引の代表的なものとして、「裁定取引(アービトラージ)」と「他口座間の両建て」の2つがあります。
裁定取引(アービトラージ)の禁止
裁定取引(アービトラージ)とは、同じ通貨ペアで業者間の一時的なレートの差を利用した取引方法のことです。
仮想通貨取引などではよく利用される取引手法ですが、FXGTでは為替FXだけではなく仮想通貨FXも含めて禁止されています。
また似た手法として、ボーナスを利用したアービトラージ(ボーナスアービトラージ)も禁止されているので注意しましょう。
- 業者Aに1万円を入金し、入金ボーナスで1万円を貰う(計2万円)
- 業者Bに1万円を入金し、入金ボーナスで1万円を貰う(計2万円)
- 業者Aと業者Bで同ロットで両建てを行う
仮に業者Aの口座残高が0円となっても、業者Bでは4万円(プラス2万円の利益)があげられます。
しかし両建てしているので、両口座トータルの収益は0円ですよね。
ですがこの時、業者Bの口座残高4万円の内訳は「現金3万円とボーナス1万円の合計4万円」という状態になっています。
海外FXではボーナスは出金できないのが一般的ですが、ボーナスを利用して得た現金については出金可能です。
そのため、業者Bの口座に入っている現金3万円は出金できるため、当初の入金額2万円を上回る金額をほぼノーリスクで回収できてしまいます。
このようにボーナスアービトラージは、ほぼリスクがなく資金を増やすことができるため、ほとんどの海外FX業者では禁止されていますので注意しましょう。
他口座間の両建ての禁止
FXGTでは同じアカウント内での複数口座間の両建てや、他の業者の口座間での両建てを禁止しています。
さらに、個人だけではなく、グループでの意図的な両建ても禁止です。
ただし、1つの同じ口座内で両建てを行うことについては問題ありません。
ゼロカットを目的とした取引の禁止
FXGTではゼロカットを悪用した取引は禁止されています。
- 口座Aと口座Bにそれぞれ資金を入れておく
- 重要経済指標の発表直前に、口座Aと口座Bでレバレッジ1000倍の状態で両建てを行う
- 片方の口座がゼロカットされても、もう一方の口座でゼロカット分以上の収益を得られる
このような取引手法で取引すれば、損失を限定して損失以上の大きな利益を狙うことも可能です。
しかし、この手法はゼロカットを前提としているため、これを認めればFXGT側は損失補填を頻繁に行うことになります。
FXGTからすれば、もちろん損失補填はできる限り避けたいものですよね。
そのため、FXGTではこうしたゼロカットの悪用とみなされる取引手法は禁止されています。
なお、FXGTに限らず海外FX業者では一般的に禁止されているため、他の海外FX業者でもゼロカットを目的とした取引は絶対に行わないようにしましょう。
窓開け・窓埋めを狙う悪質な取引の禁止
FXGTでは窓埋めトレードをする際は注意が必要です。
FXでいう「窓」とは、ローソク足の高安値の間にできた隙間をいい、例えば以下のような値動きを指します。

この窓が作られることを「窓開け」と呼び、作られた窓(レートの乖離)を埋める動きを「窓埋め」と呼ぶのが一般的です。
窓自体は1分足などでは比較的頻繁に発生していますが、時間足が大きくなるにつれて発生数は少なくなります。
ここで特に注目すべきは、週をまたぐタイミングで発生する窓でしょう。
週またぎでは大きな窓ができやすく、さらに窓開け・窓埋めともにエントリータイミングを捉えやすいことから、取引手法の1つとして挙げられることもあります。
FXGTでは、こうした窓開け・窓埋めを狙うトレードそのものについては禁止していません。
ただしこの場合でも、ゼロカットの悪用は行なわないように注意する必要があります。
金曜日の閉場前に高い実効レバレッジをかけて両建てを行い、週明けまでポジションを持ち越します。
週が明けて月曜日の開場時に大きな窓が開いた場合、一方のポジションでは大きな利益が発生しますが、もう一方のポジションではゼロカットされる可能性が高いでしょう。
このようなトレード方法は、損失を限定できますがゼロカット前提の取引手法のため、ゼロカットの悪用に該当します。
悪質な取引を行った場合は、最大レバレッジの制限やゼロカット拒否などの処置が取られる可能性がありますので絶対に行わないようにしましょう。
インフラの弱点を突く取引の禁止
最後の注意事項は、インフラの弱点を突く取引の禁止です。
一般のトレーダーでは到底行うことはできませんが、外部ツールなどを利用して短期間に大量の注文を飛ばして即時決済するなどの取引方法はサーバーダウンの危険があるため禁止されています。
このほか、レートのエラーなどを利用した取引方法も禁止とされる場合があるので、あわせて覚えておきましょう。
FXGTのスキャルピングに関するよくある質問
ここからは、FXGTのスキャルピングについてのよくある質問を紹介していきます。
ここで紹介する内容は以下のとおりです。
それでは1つずつ確認していきましょう。
経済指標発表時のスキャルピングはNG?
FXGTでは指標発表時のスキャルピングについての制限はありません。
米国雇用統計や主要な政策金利発表など、注目される指標発表では大きな値動きを見せることもあるため、チャンスとして捉えているトレーダーも多いでしょう。
ただし、市場のボラティリティが高まるタイミングは、通常よりもスプレッドが拡大したりスリッページが起きやすくなるので、その点は注意してください。
ボーナスを使ってスキャルピングするのはNG?
FXGTではボーナスを利用したスキャルピングも認められています。
FXGTのボーナスはクッション機能があるため、口座に現金が入っていなくてもボーナスだけで取引が可能です。
なお、スキャルピング向きのECN口座はボーナスの対象外なので注意しましょう。
ボーナスを利用してスキャルピングをする場合は、ECN口座の次にスプレッドが狭いスタンダード口座の利用がおすすめです。
FXGTのスキャルピングまとめ
今回はFXGTのスキャルピングについて、メリットだけではなくデメリットや注意点についても解説してきました。
簡単に今回の内容をおさらいしてみましょう。
- 仮想通貨FXが業界最高レベルの取引環境で取引可能
- 最大レバレッジ1000倍で取引可能
- 低スプレッドのECN口座に対応
- 豪華ボーナスが充実している
- FX通貨ペアのスプレッドは並
- 約定力に不安がある
- 取引プラットフォームはMT5のみ
FXGTはクッション機能に対応しているため、ボーナスを利用してスキャルピングをしたい人にとってはおすすめの海外FX業者です。
ただし、低スプレッド口座であるECN口座でもスプレッドは特別狭いわけではなく、他の低スプレッド業者よりもスプレッドは広くなります。
文中でもお伝えしましたが、スプレッドを含めた仮想通貨FXの取引環境は海外FX業者・海外仮想通貨取引所の中でもトップクラスですので、仮想通貨FXに興味のある方はFXGTの口座を利用してみても良いでしょう。
【2022年最新版】
海外FX業者おすすめランキング
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海外業者選びにおいて非常に重要な6つのポイントを基準に、初心者でも安心して利用できる本当におすすめの業者を紹介しています。
ぜひ、業者選びの参考にしてみてください。