TitanFX(タイタンFX)は、制限なし500倍のレバレッジ&業界最狭水準のスプレッドを兼ね備えていながら、スキャルピングの制限も一切ない海外FX会社。
スキャルピングでトレードしたい”スキャルパー”にとってはドンピシャな会社ですが、実際の使い勝手やユーザーからの評判は一体どうなのでしょうか?
この記事では、そんなTitanFXの安全性や取引スペックについてまとめながら、評判や口コミを詳しく紹介していきます。
「TitanFXの口座開設を検討している」「TitanFXがどんな業者なのか知りたい」
といった方は、ぜひこの記事の内容を参考にしてみてください。
安全性・信頼性

海外FX業者の安全性を見る時は、あらゆる情報から複合的に判断することが重要。
ここでは、TitanFXの会社情報、ライセンス、経営陣、信託保全、日本の金融庁の視点からTitanFXの安全性について解説していきます。
TitanFXの会社情報
TitanFXの会社情報は以下の通り。
運営会社 | TI Securities Limited |
所在地 | バヌアツ共和国 1st Floor, Govant Building, Kumul Highway Port Vila, Vanuatu |
経営ボード | 代表取締役 Audrius Bernotas 非常勤取締役 Martin St. Hilaire 非常勤取締役 Marine Dondelinger-Mathis |
金融ライセンス | バヌアツ共和国VFSC(登録番号:40313) |
設立 | 2014年 |
資本金 | 不明 |
経営陣に関しても、公式サイトにしっかりと顔と名前が公開されています。

また、TitanFXはバヌアツだけでなく世界中に5つもの拠点を持っています。
それぞれ、どこの拠点で何をやっているのか簡単に解説します。
- アメリカ-ダラス:カスタマーサポートオフィス
- ニューヨーク:Equinix NY4 ECN ブリッジ
- ボストン:プラットフォーム開発
- ムンバイ:金融アナリシスデータセンター
- ロンドン:金融テクノロジーハブ
金融業が発展してきているダラスにサポートオフィスを構え、24時間体制で対応。
TitanFXの取引サーバーをEquinix社にて管理。
FX取引テクノロジーの開発。
インドの金融の中心地ムンバイで、アクティブトレーダー用の市場分析レポートを作成。
ヨーロッパの金融中心地であるロンドンに拠点を置き、金融テクノロジー開発。
これだけでもTitanFXが大きな資本を持っていることが分かりますね。
バヌアツの金融ライセンスを取得
TitanFXの安全性を示すものとして、バヌアツ金融庁のライセンス(VFSC)を取得していることが挙げられます。
ライセンスは、バヌアツ金融庁の公式ホームページ、TitanFXの公式ホームページにそれぞれ記載があり、確認することができます。


Titan FX Limited is incorporated in Vanuatu, company number 40313, and is regulated by the Vanuatu Financial Services Commission
英語ですが「バヌアツ金融庁によって規制されている」と明記されています。
これにより、ある程度の信頼性は担保されていると見て良いでしょう。
ただ、バヌアツのライセンスには信託保全の条項はありません。
それでは、TitanFXの資金管理はどのような仕組みになっているのでしょうか?
次の見出しで見ていきましょう。
オーストラリアのメガバンクで分別管理
TitanFXの資金管理方法について確認していきます。
結論から言うと、TitanFXは顧客資金をNBV(バヌアツ国立銀行)とNAB銀行(ナショナルオーストラリア銀行)にて分別管理しています。
両銀行は、政府の株主を有するなど国際的にも高格付けの銀行です。
顧客資産は、TitanFXの運営資金とは完全に切り離された状態で管理されています。
第3者が管理していると言うことは、つまり顧客の資産を運営に回していないと言うことであり、その経営には余裕があることが伺えます。
しかし、これは信託保全ではないため、TitanFXや分別保管先の銀行に不足の事態が生じた場合は資金が返ってこない可能性もあります。
この点について、TitanFXに直接問い合わせたら以下のような回答が返ってきました。

上記の内容をまとめると、「TitanFXの資金管理は、完全分別管理なので財務基盤は安心できるものだが、有事の際には資金が全額返還されるとは限らない。」ということですね。
全額信託保全と比べると絶対的な安心感はありませんが、概ね信頼性はあると言えるでしょう。
経営ボードはオーストラリアPepperStoneの役員
続いて、TitanFXの運営実態について解説していきます。
TitanFXは2014年にサービスを開始したFX会社です。
これだけでは運営歴がさほど長くないように見えますが、TitanFXができた経緯を知るとその限りではないことが分かります。
実は、TitanFXを創設したのは、オーストラリアのFX会社である「Pepperstone(ペッパーストーン)」のメンバーなのです。
Pepperstoneは日本向けにもFXサービスを提供していた海外FX会社。
スプレッドの狭さが有名で、多くのトレーダーに親しまれていたのですが、2014年に日本の金融庁から圧力がかり、日本向けサービスから撤退してしまいました。
その後、そのPepperstone(ペッパーストーン)のメンバーが新たに立ち上げたのがこの「TitanFX」なのです。
TitanFXは運営歴が浅いという点を指摘されがちなのですが、実際内部のスタッフはFXに携わっている期間が長く、且つその運営実態も明らか。
さらにTitanFXだけでも、かれこれ6年以上サービスを続けてきたことを考えると、運営における一定以上の信頼性はあるといえますね。
日本の金融庁の警告あり
TitanFXは、「無登録で金融商品取引業等を行う者」として、日本の金融庁から平成27年8月7日に警告を受けています。

以下は金融庁が発している注意事項です。
- 海外所在業者であっても、日本居住者のために、又は日本居住者を相手方として、金融商品の取引を行う場合は、原則として、金融商品取引法上の登録が必要です。
- 登録を受けていない海外所在業者が、インターネットに日本語ホームページを開設する等により、外国為替証拠金取引(FX取引)や有価証券投資等の勧誘を行っている例が見受けられます。
- 海外無登録業者との取引において、返金がされない、連絡がつかなくなるなど、詐欺的な投資勧誘が多発しております。安易な儲け話には応じないよう、十分にご注意ください。
これらの警告は以下の法律に背いているとして発令されています。
外国証券業者に関する法律第3条により、外国証券業者が国内にある者を相手に証券取引行為を行う場合には、国内に支店等の営業拠点を設け、監督当局の登録を受けなければなりません。本規定に違反した場合は、同法第45条及び第50条の罰則が課せられます。
しかし、登録を受けない外国証券業者であっても、その取引相手が証券会社やその他金融機関等の場合、もしくは証券業者が「勧誘」及び「勧誘に類する行為」をすることなく国内居住者から注文を受ける場合は、国内居住者との取引をすることができます。
ここで言う「勧誘に類する行為」とは、「新聞、雑誌、テレビジョン及びラジオ並びにこれらに類するものによる有価証券に対する投資に関する広告、有価証券に対する投資に関する説明会の開催、口頭、文書又は電話その他の通信手段による有価証券に対する投資に関する情報提供」等が含まれます。
内容を要約すると、「日本人向けにサービスの提供をするのであれば、日本に事務所を置いて、日本の法律に従って行いなさい。」ということです。
このような法律があっても海外FX会社が運営を続けているのは、日本国内に拠点がない会社を日本国内の法律で規制することができないため。
だからこそ「警告」という形でしかないのです。
そして、このような警告はTitanFXだけでなくほとんどの海外FX業者が受けています。
つまりこの法律と警告は、あくまで海外FX会社を牽制するためのもの。
ですので、TitanFXを利用したからといって、罰則などは一切起こりませんのでご安心ください。
ただし、現在は行政からの実質的な規制措置を受けてはいないものの、今後海外FX全体が国内で規制される可能性も考えられます。
これはTitanFXだけに限ったことではありませんので、海外FX業者で取引を行う以上は、常に頭に入れておいてくださいね。
評判・口コミ

それでは実際のネット上のTitanFXの評判を見ていきましょう。
まずはTwitter上の評判から見ていきます。
TitanFXのネット上の口コミ・評判は?
※リンクが付いているツイートは、アフィリエイトの可能性があり信用に欠けるため除外しています。
titanfxってめっちゃレート更新速い。びびるわ。
— とんび (@r59A7tSlu11TAKx) March 10, 2020
TitanFXスプレッド狭すぎてやばい
— ぴーさん@ローソクさんの弟子になりたい (@psan_trader) March 4, 2020
使ってました。
デメリットは特にないですよ。
入金、出金もスムーズです。
スキャだと若干滑りますが😆— @Dtd_hirolyn (@td_hirolyn) January 14, 2020
約定力が高いため、実際の使い勝手については良い評判が多いですね。
ただ、TitanFXの口コミ・評判について、一つ言及しておくべきものがあります。
実は、2019年9月にTitanFXの相場で故意の約定遅延のような行為が見られたのです。
TitanFXのVDP
60秒の約定遅延とかふざけた事し始めたので隠れマークアップも来てるだろうと検証したところ案の定の。。。
完璧に来てないティックで約定してるしこれは完全に黒でしょう。
TitanFX全額出金待った無し! pic.twitter.com/8XjvsgkmUO— Quants Man (@QuantsMan) October 9, 2019
結果として、これはただの約定遅延ということでした。
隠れマークアップではなく、普通に提示価格で約定していますよ? ボタンに大きく表示されている価格が証拠です。
紅白ラインだけ見ていると騙されてしまう(しかもそちらの方が見やすい)ので、表示の是正はTitanの仕事ですが。— yuza (@CcYuza) October 9, 2019
ただ、この当時約定遅延やスリッページが頻発していて不安定だったことは確かです。
注文をマーケットに直接流すECN方式だからこそ、そのようなことが起きるのは仕方のないことですが、自己資金がかかっているので取引については慎重に判断したいですね。
現在は大幅な約定遅延はなく落ち着いていますが、このようなことが過去にあったということは念頭に置いておきましょう。
海外での評判は?
さて、次にTitanFXの海外での評判を見ていきます。
海外での評判を見るときに便利なサイトがFPA(Forex Peace Army)です。
FPAは世界中のトレーダーがFX会社に関してのレビューを寄せるウェブサイト。
そんなFPAでのTitanFXの評価は3.5点と、そこそこ高い水準です。

ただ、画像を見て分かる通りですが、TitanFXに関してはレビューが3つしかありません。
さらにキプロスの方の書き込みで、「Pepperstoneが日本の顧客を逃がさないためにオフショアに構えた詐欺会社」との記載があります。
詐欺会社かどうかという点は定かではありませんが、Pepperstoneの管理下にあるというのは間違いではないでしょう。
このようなレビューサイトは参考にはなりますが、負けたトレーダーの腹いせによる投稿もあるので、全てを鵜呑みにすることはできません。
つまり、TitanFXに関して、”FPAを見たところではさほど問題のある会社とは言えない”というのが結論です。
特徴・メリット・デメリット

ここではTitanFXの特徴とメリット・デメリットを見ていきたいと思います。
TitanFXには2つの口座タイプがあります。それぞれの特徴は以下の通り。
スタンダード | ブレード | |
---|---|---|
スプレッド | ドル円 1.33pips | ドル円 0.33pips |
取引手数料 | 無料 | 片道3.5$ |
レバレッジ | 500倍 | |
ロスカット水準 | 証拠金維持率20% | |
マージンコール | 証拠金維持率90% | |
最小取引量 | 0.01lot | |
通貨ペア | 70+ 通貨ペア/コモディティ/CFD |
ご覧の通り、両口座で違っているのはスプレッドと取引手数料のみ。
トータルのコストを考えてもスタンダード口座がブレード口座に優っている点が1つもないので、口座開設する場合はブレード口座にしましょう!
以上の基本スペックを押さえたうえで、続いてはTitanFXのメリット・デメリットを紹介していきますね。
レバレッジは最大500倍で制限なし
TitanFXのメリットとしてまず挙げられるのは、制限なしで500倍のハイレバレッジ取引ができるということ。
つまり、証拠金残高によって制限がかからないのです。
これがどういうことかを以下の表で分かりやすくまとめました。
証拠金残高 | TitanFX | GEMFOREX | XM |
~200万円 | 500倍 | 1000倍 | 888倍 |
~1000万円 | 500倍 | 200倍 | |
1000万円~ | 100倍 |
証拠金残高とレバレッジを主要なFX会社である「GEMFOREX」「XM」と比較しています。
表を見ると分かる通りですが、GEMFOREXとXMは証拠金残高によってレバレッジに制限がかかります。
このようなレバレッジ制限がTitanFXにはありません。
証拠金残高が増えても変わらずハイレバを活かしてトレードできるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
入金は2万円からではなくいくらでもOK!
続いてTitanFXの入金についてです。
TitanFXの公式サイトには初回最低入金額が2万円からと記載されているのですが、実際はそれ以下の少額でも入金ができます。
一般的に、TitanFXほどの低スプレッドな業者だと、初回入金最低10万円といった口座も少なくありません。
というのも、注文を直接マーケットに流すECN口座は取引手数料がFX会社の利益になるため、より多く取引をしてもらう必要があるためです。
そんな中、ECN口座をいくらからでも使うことができるというのはかなりの好条件と言えるでしょう。
業界トップレベルの約定力
TitanFXは上述の通り、昨年一時期約定についての問題が起こっていたのですが、現在は持ち直し業界トップレベルの約定力を誇っています。
実際にTitanFXを使用しているトレーダーの評判も、約定に関してはかなり良い口コミばかりです。
それにしても今日TitanFXは素晴らしいと思った。ドル円で1分で120pips逆行した所をリアルタイムでみてて、一瞬で決済入れたら秒速で入った。サーバー落ちもないし。
— foreign exchange traders Hiro (@aaaaaaaafaaaaaf) March 9, 2020
ときどき約定が遅いときありませんか?
XMは殆どないと思うけど。
Titan FX も問題なく速いです!
そしてBLADE口座のスプレッドの狭さは、かなり有効です!
「Titan FX」#ローソクファミリー
ならタイタンで😉— ヤスシ! 🕯 (@YASU31483222) February 8, 2020
てなわけで今はTitan bladeを使ってます。スプ0.6〜0.8+1ロットあたり往復720円なんで実質1.5前後、んでtaritaliを紐付ける、って感じ。
ただgemforexみたくリクオートがない、なんちゃってとはいえECNだから約定速いって感じなので、まぁ悪くないんかな、と。— 🍵茶っぱNiki🍵にしたーま (@mar_tama2014) March 8, 2020
それでは、TitanFXはなぜ約定力が優れているのでしょうか?
それは、TitanFXが独自で取り入れているシステムにその理由があります。
そのシステムとは「Titan FX 新Zero Pointテクノロジー」です。
これは簡単に言うと高頻度に取引をするトレーダーや機関投資家が使っていたシステムを一般投資家でも使えるようにしたもの。
TitanFXがZero Pointテクノロジーによって変わったのは以下の3点です。
- リクイディティが改良されたことにより、より良い為替レートでの取引が可能に。
- 自動スプレッド最小化システムにより業界最狭レベルのスプレッド(0銭/0ピップ〜)を実現。
- Titan FX ZP-OEOの光ファイバーマトリックスと、TitanFXのハブにより、全ての注文が確実かつほぼ即時に約定可能に。
このようにTitanFXは、日々FXの取引システム開発にも力を入れているため、常に高いレベルの約定力をトレーダーに供給できているのです。
低スプレッドでスキャルピングし放題
そして、TitanFX最大の魅力と言っても過言ではないのが、業界最狭水準のスプレッド。
主要通貨ペアの平均スプレッドは以下の通りです。
通貨ペア | スタンダード口座 | ブレード口座 |
---|---|---|
EURUSD | 1.2 pips | 0.2 pips |
GBPUSD | 1.57 pips | 0.57 pips |
AUDUSD | 1.52 pips | 0.52 pips |
USDJPY | 1.33 pips | 0.33 pips |
USDCHF | 1.92 pips | 0.92 pips |
EURJPY | 1.74 pips | 0.74 pips |
GBPJPY | 2.45 pips | 1.45 pips |
これら主要通貨のスプレッドを他社と比較してみましょう。
今回は、TitanFXブレード口座、XMのZERO口座、GEMFOREXのノースプレッド口座と比較していきます。
通貨ペア | TitanFX | XM | GEMFOREX |
---|---|---|---|
取引手数料 | 片道3.5$ | 片道5$ | なし |
EURUSD | 0.9 | 1.1 | 0.3 |
GBPUSD | 1.27 | 1.3 | 1.3 |
AUDUSD | 1.22 | 1.4 | 0.3 |
USDJPY | 1.08 | 1.1 | 0.3 |
USDCHF | 1.62 | 1.4 | 0.3 |
EURJPY | 1.44 | 1.4 | 0.5 |
GBPJPY | 2.2 | 2.2 | 1 |
このように、業界最大手のXMと比較しても遜色ありません。海外FX業界では最狭水準と言えるでしょう。
そして、TitanFXではこのような最狭水準のスプレッドをもってしてスキャルピングの制限がありません。
500倍のハイレバレッジ、そして最狭水準のスプレッドでスキャルピングがし放題というスキャルパーにとっては最高の環境が揃っています!
海外FXのハイレバを最大限に活かしてスキャルピングトレードをしたいなら、TitanFX一択ですね。
使いやすい入出金&日本人スタッフのサポート対応
続いて、TitanFXの利便性の部分でのメリットです。
TitanFXは入金でクレジット/デビットカード、ビットウォレットが利用可能です。
以前はネッテラーやスクリルが使えましたが、両サービスは日本において現在利用停止になっています。
そのため、利用できるのはクレジット/デビットカード、ビットウォレットの3種類の手段。
銀行送金がないのが少々痛いですが、どの方法も手数料が無料でありすぐ反映されるので入出金に関して困ることはないでしょう。
また、TitanFXのカスタマーサポートは日本人スタッフが対応してくれます。公式サイトのチャットにて問い合わせが可能です。
日本語が通じない海外FX会社もあるので、この点は他社と比較すると高評価できるポイントですね。
ボーナスは一切なし
TitanFXのデメリットとして挙げられるのが、取引で利用できるボーナスが一切ないこと。
国内FXにはキャッシュバックしかなく、ボーナスは海外FXの醍醐味と言っても過言ではありません。
ボーナスが豪華なブローカーですと、口座開設しただけで2万円のボーナスが付与されたり、入金額の100%が証拠金として使えたりと、自己資金を使わずとも取引をすることができます。
その点TitanFXは100%自己資金での取引になるので、必ず元手を出資しなければなりません。
資金管理が分別管理
2つ目のデメリットとして挙げられるのは顧客資金の管理方法です。
TitanFXは、完全分別管理であるものの信託保全はありません。
ほとんどの海外FX会社がそうなのですが、やはり信託保全がないとリスクも伴うためデメリットと言わざるを得ないですね。
ただ、分別管理先の銀行の信頼性は高いので、そう構えすぎる必要もないかもしれません。
口座開設方法と入出金までの手順

ここからはTitanFXでの口座開設手順と、入出金の手順を解説していきます。
まずは口座開設方法から見ていきましょう。
口座開設手順
手順①アドレスとパスワードを入力
TitanFXの口座開設は出てくる画面を入力していくだけと至ってシンプルです。
まずは公式ホームページにアクセスし、画像内右側にある「ライブ口座開設」をクリック。

すると、以下の画面が出てくるのでメールアドレスとパスワードを入力して次に進みましょう。

手順②希望の取引口座を選択
続いての画面はこちら。取引口座を選択する画面です。

それぞれの項目は以下の通り。
- プラットフォーム MT4 or MT5
- 口座タイプ スタンダード or ブレード
- レバレッジ 500倍/400倍/300倍/100倍/50倍/1倍
- ベース通貨 円/米ドル/豪ドル/SGドル/ユーロ
これらの中から希望のものを選択して次の画面に進みましょう。
手順③個人情報を入力
続いては、個人情報を入力する画面です。こちらは、全てアルファベットで入力してください。

手順④メールアドレスを認証
ここまで入力するとメールアドレスの認証をするためのメールが届きます。

メール内の「確認ボタン」をクリックすると、クライアントキャビネット(マイページ)へのログイン画面が表示されます。

手順⑤口座の有効化
パスワードを入力してログインするとこちらの画面が表示されます。口座を有効化するためには、本人確認を済ませなければいけません。
まずは右下の「ご本人様確認を開始する」をクリックしましょう。

クリックすると「セキュリティ情報と設定」のページに移動します。

- 秘密の質問
- 雇用業種・形態
- 今後の投資予定額
を入力し、次に進みましょう。
続いて、何の書類で本人確認をするか選択してください。

次のページでは、選択した書類の情報を入力します。

ここまで完了し、画面を進めると書類と顔写真の撮影に移るのでお手元に書類を用意しましょう。
撮影、アップロードが完了すると完了画面が自動で移動します。

続いて、現住所の確認書類をアップロードします。

有効書類は、以下の3点。
- 住民票
- 公共料金の請求書
- 銀行・カードの利用明細書
なお、書類は発行から3ヶ月以内のものに限ります。
ここまで終了し、書類が承認されれば口座開設は完了です。

続いて、入金手順を見ていきましょう。
入金手順
入金はクライアントキャビネット(TitanFXのマイページ)から行います。
クライアントキャビネットの画面は以下のようになっています。
まずは左側の「入金」をクリックしましょう。

すると、以下の画面が表示されます。
こちらで「入金する口座」「入金金額」「入金方法」をそれぞれ選択または指定して入金しましょう。

なお、現在利用できる入金方法は以下の3つです。
- クレジットカード
- Bitwallet
- STICPAY
全て手数料は無料ですが、この中で最もおすすめなのはBitwalletです。
というのも、Bitwalletであれば出金の際の手数料も無料だからです。
出金手順
TitanFXの出金手順は、クライアントキャビネット左側の「出金」をクリックして以下の画面に進みます。

こちらで、出金する口座と金額、出金方法を選択して手続きするのみです。
Bitwalletであれば、手数料がかからずに即時反映されるのでおすすめです。
取引条件とルール

ここでは、TitanFXの取引条件やルールを確認していきたいと思います。
TitanFXを使用するうえで確認しておきたい以下の項目を一つずつ見ていきましょう。
- スプレッド
- レバレッジとロスカット水準
- スワップポイント
- 通貨ペア
- ゼロカット
- 規約違反に関して
スプレッドは業界最狭水準
TitanFXのスプレッドは業界最狭水準。
特にブレード口座は、海外FX業界では屈指の低スプレッドです。
主要通貨ペアの平均スプレッドは以下の通り。
通貨ペア | スタンダード口座 | ブレード口座 |
---|---|---|
EURUSD | 1.2 pips | 0.2 pips |
GBPUSD | 1.57 pips | 0.57 pips |
AUDUSD | 1.52 pips | 0.52 pips |
USDJPY | 1.33 pips | 0.33 pips |
USDCHF | 1.92 pips | 0.92 pips |
他の通貨ペアに関しては以下にまとめていますので、気になる方は参考にしてみてください。
FX JPYペア
通貨ペア | スタンダード | ブレード口座 |
---|---|---|
AUDJPY | 2.12 pips | 1.12 pips |
CADJPY | 2.1 pips | 1.1 pips |
CHFJPY | 2.31 pips | 1.31 pips |
EURJPY | 1.74 pips | 0.74 pips |
GBPJPY | 2.45 pips | 1.45 pips |
NZDJPY | 2.62 pips | 1.62 pips |
ZARJPY | 1.44 pips | 0.44 pips |
FX 欧州ペア
通貨ペア | スタンダード口座 | ブレード口座 |
---|---|---|
EURNOK | 70.02 pips | 70.02 pips |
EURPLN | 21.31 pips | 20.31 pips |
EURSEK | 30.73 pips | 29.73 pips |
EURTRY | 26.92 pips | 25.92 pips |
GBPNOK | 87.57 pips | 86.57 pips |
GBPSEK | 57.73 pips | 56.73 pips |
NOKJPY | 2.07 pips | 1.07 pips |
NOKSEK | 2.49 pips | 1.49 pips |
SEKJPY | 3.05 pips | 2.05 pips |
USDNOK | 41.47 pips | 40.47 pips |
USDPLN | 3.24 pips | 2.24 pips |
USDSEK | 29.25 pips | 28.25 pips |
USDTRY | 11.57 pips | 10.57 pips |
FXマイナーペア
通貨ペア | スタンダード口座 | ブレード口座 |
---|---|---|
AUDCAD | 2.51 pips | 1.51 pips |
AUDCHF | 2.41 pips | 1.41 pips |
AUDNZD | 3.03 pips | 2.03 pips |
AUDSGD | 3.55 pips | 2.55 pips |
EURAUD | 2.75 pips | 1.75 pips |
EURCHF | 2.04 pips | 1.04 pip |
EURGBP | 1.53 pips | 0.53 pips |
GBPAUD | 3.94 pips | 2.94 pips |
GBPCHF | 3.32 pips | 2.32 pips |
NZDUSD | 1.86 pips | 0.86 pip |
FXクロスペア
取引通貨ペア | スタンダード口座 | ブレード口座 |
---|---|---|
CADCHF | 2.64 pips | 1.64 pips |
EURCAD | 1.1 pips – 2.4 pips | 2.4 pips |
EURNZD | 4.69 pips | 3.69 pips |
GBPCAD | 3.86 pips | 2.86 pips |
GBPNZD | 5.81 pips | 4.81 pips |
USDCAD | 1.55 pips | 0.55 pips |
FXエキゾチックペア
通貨ペア | スタンダード口座 | ブレード口座 |
---|---|---|
CHFSGD | 5.95 pips | 4.95 pips |
EURCZK | 13.53 pips | 12.53 pips |
EURSGD | 5.18 pips | 4.18 pips |
EURZAR | 8.01 pips | 7.01 pips |
GBPSGD | 6.48 pips | 5.48 pips |
GBPTRY | 27.43 pips | 26.43 pips |
NZDCAD | 4.24 pips | 3.24 pips |
NZDCHF | 3.99 pips | 2.99 pips |
SGDJPY | 3.16 pips | 2.16 pips |
USDCNH | 9.28 pips | 8.28 pips |
USDCZK | 61.8 pips | 60.8 pips |
USDMXN | 4.52 pips | 3.52 pips |
USDRUB | 801 pips | 800 pips |
USDSGD | 3.37 pips | 2.37 pips |
USDTHB | 3.22 pips | 2.22 pips |
USDZAR | 36.69 pips | 35.69 pips |
レバレッジは最大500倍で制限なし
TitanFXのレバレッジは最大500倍です。
メリット紹介の見出しでも紹介しましたが、TitanFXでは証拠金残高による制限がないため、資金力のある方でもハイレバトレードができます。
また、最大レバレッジが高いと必要証拠金の額が少なくなるため、証拠金維持率が上がりロスカットを受けにくくなるというメリットもあります。
スワップポイントは全体的に低め
TitanFXには、ロング・ショートどちらもプラスのスワップポイントの通貨ペアはありません。
そのため、ここではロングスワップがプラスの通貨ペア、ショートスワップがプラスの通貨ペア、どちらもマイナスの通貨ペアの3タイプでまとめていきます。
ロングスワップがプラスの通貨ペア
通貨ペア | ロング | ショート |
---|---|---|
USDSEK | 17.87 | -54.01 |
USDCHF | 4.95 | -9.04 |
CADCHF | 3.47 | -6.86 |
NOKSEK | 3.32 | -7.88 |
NZDCHF | 2.74 | -5.62 |
AUDCHF | 2.41 | -5.65 |
GBPCHF | 2.4 | -11.01 |
USDJPY | 1.69 | -7.85 |
CADJPY | 1.47 | -4.95 |
ZARJPY | 0.93 | -1.72 |
NZDJPY | 0.88 | -4.03 |
AUDJPY | 0.4 | -3.83 |
NOKJPY | 0.34 | -0.93 |
ショートスワップがプラスの通貨ペア
以下がショートスワップがプラスの通貨ペアです。
通貨ペア | ロング | ショート |
---|---|---|
USDRUB | -1372.54 | 765.02 |
EURZAR | -483.49 | 304.19 |
USDZAR | -336.85 | 196.16 |
GBPTRY | -232.89 | 132.22 |
EURTRY | -227.95 | 130.64 |
USDTRY | -150.12 | 71.16 |
EURNOK | -90.5 | 51.4 |
EURCZK | -228.51 | 42.49 |
EURPLN | -39.09 | 19.71 |
USDMXN | -39.93 | 17.88 |
EURCAD | -10.13 | 4.23 |
EURNZD | -10.82 | 3.63 |
EURUSD | -7.67 | 3.07 |
EURAUD | -9.4 | 2.73 |
XAUUSD | -9.29 | 1.93 |
CHFSGD | -10.87 | 1.13 |
XAGUSD | -1.1 | 0.02 |
ロング・ショートどちらもマイナスの通貨ペア
ロング・ショートどちらもマイナスの通貨ペアは以下の通りです。
通貨ペア | ロング | ショート |
---|---|---|
EURSGD | -10.2 | -0.1 |
SEKJPY | -0.14 | -0.36 |
CHFJPY | -4.4 | -0.37 |
XBRUSD | -0.65 | -0.54 |
EURGBP | -5.22 | -0.54 |
XTIUSD | -3.76 | -0.66 |
EURSEK | -40.66 | -0.76 |
XAGEUR | -0.24 | -0.88 |
US500 | -3.63 | -1.38 |
EURJPY | -3.78 | -1.54 |
GBPNOK | -68.8 | -1.83 |
AUDCAD | -1.99 | -2 |
XAUAUD | -10.83 | -2.11 |
NZDCAD | -1.22 | -2.33 |
NZDUSD | -1.67 | -2.4 |
GBPUSD | -5.41 | -2.78 |
AUDUSD | -2.94 | -2.99 |
AUDNZD | -1.89 | -3.03 |
EUSTX50 | -2.28 | -3.29 |
USDPLN | -12.29 | -3.29 |
NAS100 | -10.35 | -3.93 |
GBPCAD | -7.13 | -4.11 |
EURCHF | -0.47 | -4.21 |
AUS200 | -6.32 | -4.22 |
UK100 | -6.55 | -4.37 |
XPTUSD | -10.06 | -4.4 |
USDCAD | -1.38 | -4.5 |
AUDSGD | -2.2 | -4.57 |
SGDJPY | -0.59 | -4.94 |
GBPNZD | -7.18 | -5.97 |
GBPAUD | -5.52 | -6.18 |
GBPSGD | -4.67 | -6.66 |
XAUEUR | -0.31 | -7.05 |
USDSGD | -1.04 | -7.94 |
GBPJPY | -0.81 | -8.34 |
USDNOK | -25.44 | -8.34 |
USDCNH | -19.8 | -9.4 |
GER30 | -8.03 | -11.63 |
US30 | -31.23 | -11.85 |
JPN225 | -16.49 | -18.23 |
XPDUSD | -19.73 | -34.53 |
GBPSEK | -12.74 | -63.12 |
USDCZK | -70.61 | -82.61 |
USDTHB | -297.01 | -229.01 |
ご覧の通り、ロング・ショートともにマイナススワップの通貨ペアが多くなっています。
スイングトレードなど、長期保有する場合は注意が必要です。
通貨ペアは70種類とかなり豊富
TitanFXの扱う通貨ペア数は70種類とかなり豊富。
その他、コモディティ・CFDの取引も可能です。
海外FX業者の中には30ほどしか通貨ペアがない会社もあるので、TitanFXはより上級者向きと言えるでしょう。
また、FX会社は運営をしながら徐々に通貨ペア数を増やしていくことが多い傾向があります。
この点、やはりTitanFXがPepperstoneからのノウハウを持って設立された会社だということを裏付けています。
ゼロカット採用で追証無し
TitanFXは、他の海外FX会社と同様にゼロカットシステムを採用しています。
ゼロカットシステムとは、相場の急変動により証拠金残高がマイナスになってしまった場合でも追証が発生せず、0円に戻る仕組み。
国内FXの場合は、この追証により元本がなくなった上に借金を背負ってしまう可能性がありますが、ゼロカットを導入しているTitanFXでは追証の心配なくトレードができます。
規約違反には注意
最後にTitanFXの取引規約を見ていきましょう。
簡単に禁止取引をまとめると、以下の通りです。
- アービトラージ
- 接続遅延を狙ったトレード
- レートエラーを狙ったトレード
- 指標だけを狙ったトレード
- 窓開けだけを狙ったトレード
これらの取引はどのFX業者も禁止しているものですので頭に入れておくようにしましょう。
運営に悪質と判断された場合、口座凍結や出金拒否という措置を取られてしまうので注意が必要です。
取引ツール・アプリ

TitanFXの取引ツールは、世界中で利用されている「MT4」そして後継ツールである「MT5」にも対応しています。
さらに、ブラウザから取引できる「ウェブトレーダー」や「ZuluTrade(ズールートレード)」という自動取引ツールもあります。
MT4

MT4は世界中のトレーダーが利用しているFXの取引プラットフォームです。
裁量トレードもEAによる自動売買も可能。
また、様々なインジケーターを追加して自分が使いやすいようにカスタマイズしていくことができます。
MT5

MT5は、MT4の後継として開発された取引用プラットフォーム。
簡単に言うとMT4の動作を軽くしつつ機能をより充実させたバージョンです。
他の海外FX会社でもMT5を導入しているところはまだ少ないので、MT5を使ってみたいという方はTitanFXでデビューしてみてもいいかもしれません。
ただ、MT5はまだMT4ほど自動売買のソフトや拡張機能が出回っておらず、現在もMT4を使っている人の方が多いのが実態。
現状の使いやすさだけを重視するなら、MT4を選ぶのが無難でしょう。
ウェブトレーダー

ウェブトレーダーは、ウェブブラウザからTitanFXの取引を可能にするプラットフォームです。
Google Chrome、Firefox、Internet Explorer、Microsoft Edgeで利用することが可能。
外出先やタブレット端末などで取引をする場合に便利ですね。
ZuluTrade(ズールートレード)

ZuluTrade(ズールートレード)とは、他のトレーダーと同じように取引をしてくれる自動売買。TitanFXが提供するミラートレードのサービスのことです。
「Zuluランク」というTitanFXが独自で開発しているアルゴリズムによって世界中のトレーダーがランク付けされており、そのランキングからお気に入りのトレーダーを選択するだけで自動売買が行えます。
また、「ZuluGuard」というリスク管理機能や、利用前に予測ツールを使って損益計算などもできるので、EAを利用したことがない初心者でも安全に運用を考えていくことができます。
カスタマーサポート

TitanFXのカスタマーサポートは完全に日本語に対応しています。
日本人のオペレーターが在籍しているため、話が噛み合わないこともありません。
また、問合せ方法も電話、ライブチャット、メールと豊富です。
TitanFXの問い合わせについては以下にまとめています。
問合せ方法 | 電話・チャット・メール |
---|---|
サポート時間 | 月〜金 24時間 |
電話番号 | "アジア時間 +64 9951 5711 ヨーロッパ時間/ニューヨーク時間 |
メール | support.jp@titanfx.com |
情報サービス

TitanFXはマーケット情報や、経済指標スケジュールなどの投資情報サービスは行っていません。
公式ホームページに「市場分析」「月間為替レポート」「経済ニュース」と言うページはありますが、こちらは2018年以降更新されていません。
そのため、トレードに必要な情報は国内FXの会社の物を参考にしながら取引していくことをおすすめします。
TitanFXの評判まとめ
ここまでTitanFXの評判やサービス内容について解説してきました。
最後に、TitanFXの評判について改めてまとめていきます。
TitanFXは、基本的には約定力が高く、スプレッドも狭い非常に使いやすい業者です。
ただし、ECN方式のブレード口座に関しては注文が滑ることもあるので、あらかじめ分かった上で使うことをおすすめします。
また、日本語サポートに対応しており、レスポンスも早いのでそういった意味での使い勝手は良いでしょう。
TitanFXと同じようにスプレッドの狭い会社を以下にまとめていますので、参考にしてみてください。

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