【2020年最新版】海外FX口座利用者向け!確定申告のやり方

税金の仕組み!海外FX利用者で確定申告が必要な人とは?

海外FX口座利用者の確定申告の方法
当コンテンツでは、海外FX業者利用者向けの確定申告のやり方について説明していきます。

サラリーマンの方であれば、会社でまとめて行ってくれることが多いので自分で確定申告をするという機会もほとんどないと思います。

しかし、FXなどで利益を出していると自分で確定申告を行わなければならないため、慣れていないうちはとても面倒だと思います。

そこで、今回は海外FX業者で利益を出している人の確定申告のやり方について詳しく紹介していきます。

さらに、海外FX業者利用者でも簡単にできる税金対策として必要経費についても説明していきます。

海外FX口座利用者の確定申告の方法

海外FX口座利用者の確定申告の方法

海外FXで利益が出た場合、以下の方法から確定申告をする必要があります。

  1. 自分で作成して税務署に提出
  2. 税理士に依頼する
  3. e-Taxで電子申告
  4. e-Taxで印刷して書面提出

①の自分で作成するのは正直かなり手間がありますし、②も税理士費用がかかります。

そう考えると最近主流なのはe-Taxを活用した確定申告になります。ではそんなe-Taxのメリットやデメリットは何なのでしょうか?

e-Taxのメリットとは?

基本的に手間がかからないe-Taxですが、具体的には以下のようなメリットがあります。

  • 必要な数字を自動計算してくれる
  • 作成後そのまま提出・印刷できる
  • マイナンバーを登録しておけば翌年から楽

特に①つ目の「必要な数字を自動計算してくれる」のは非常にありがたく、細かい計算が必要な確定申告にとって便利ですね。

ではデメリットは何なのでしょうか?

e-Taxのデメリットとは?

e-Taxにおけるデメリットは、以下のような事前の準備がかなり必要になるということでしょう。

  • マイナンバーカードを取得・用意する
  • ICカードリーダーを購入する
  • PCの環境を確認する
  • e-Tax用のソフトをダウンロードする

この辺りの事前準備に手間がかかることから、e-Taxでの確定申告をあきらめてしまう方が多いのも事実です。

ちなみに、e-Taxの書面提出ならカードリーダーやPCのソフトも必要ありません。上記の準備が面倒くさいのであれば、作成だけして提出の際は印刷して郵送のほうが楽かもしれませんね。

ただ確定申告は結局この先何年も行っていくもので、一度このあたりを準備してしまえば翌年から非常に楽になりますのでできれば準備してしまいたいものです。

おすすめは書面提出!確定申告の必要書類とは

おすすめは書面提出!確定申告の必要書類とは

さて、e-Taxのメリットデメリットを見てきましたが、おすすめはずばり「書面提出」です。

上記しましたようにカードリーダーを購入しなくて済むことやその他余計な準備が必要なくなります。では実際に書面提出をする際に、何を準備すればよいのでしょうか?

  1. 簡易帳票(青色申告の場合は、総勘定元帳)
  2. 各種控除証明書(社会保険料控除・医療費控除)
  3. 源泉徴収票
  4. 経費の領収書
  5. 年間取引報告書(年間損益報告書)

※2019年4月1日より、源泉徴収票の添付は不要になりました。

社会保険や医療費など、控除できる証明書があれば課税所得を少なくすることができますので是非準備しておきましょう。

また、年間取引報告書には実は報告の義務はありません。

しかしこの年間報告書を添付すると手続きが非常にスムーズに進みますので、出しておきましょう。

年間報告書の発行方法(MT4、MT5のXM)

今回はXMを例に開設していきますが、MT4かMT5ならツールの中の機能で年間報告書を簡単にダウンロードすることができます。

まず、口座履歴のタブを選択し、右クリックします。↓


 
その中の「期間指定」をクリック。(MT4なら「期間のカスタム設定」)↓


 
そこで確定申告に必要な期間を設定し、OKをクリック。↓
※2019年の場合は、2018年1月1日~2018年12月31日までの1年間の取引履歴を選択します。


 
その後、「レポートを保存」をクリックしますとPC上に保存できるようになります。


 

ここで取得できるレポートの、「Close P/L」が年間確定損益を表します。

ここの数字が給与所得者なら20万円、非給与所得者なら38万円以上となっていれば、確定申告の必要があります。

口座が外貨建ての場合、各取引ごとにその日の為替レートで円に換算する必要があります。

 

e-TaxでXMを例に確定申告をしてみる

e-TaxでXMを例に確定申告をしてみる

ここからは、実際に海外FX業者で稼いでいる人が行わなければいけない確定申告の手順について説明していきます。

今回は特に国内でも人気のあるXMで利益をだした場合における確定申告手順をまとめていますので、是非参考にしてみてください。

①XMの確定申告手順(作成開始)

国税庁のHPアクセスし、「作成開始」をクリック

国税庁のHPアクセス

「e-Taxで提出する」か「印刷して書面提出する」の2つを選ぶことができますが、今回は「印刷して書面提出する」をクリック

「印刷して書面提出する」をクリック

ここでは確定申告を行うにあたってのPC環境と利用規約について説明があり、問題なければ「利用規約に同意して次へ」をクリック

「印刷して書面提出する」をクリック

OS Windows7
Windows8.1
Windows10
ブラウザ Internet Explorer11
Microsoft Edge42
Firefox63
Google Chrome70
PDF閲覧ソフト Adobe Acrobat ReaderDC

 

確定申告の必要な年度を選択し、「所得税」をクリック

「所得税」をクリック

今回はXMにおける所得の申告を行うので、「左記以外の所得のある方」で「作成開始」をクリック

「左記以外の所得のある方」で「作成開始」をクリック

青色申告の承認を受けている方はチェックをいれ、生年月日を入力後、「入力終了」をクリック

「入力終了」をクリック
※今回は青色申告はない場合での確定申告ですので、チェックを入れていません。

②XMの確定申告手順(事業所得と給与所得の入力)

入力が必要な所得を入力します。(個人事業主などの方は「事業」から入力してください)↓

「入力終了」をクリック

「事業」…自営業やフリーランスの方で個人の事業収入がある方

「給与所得」…勤務先から給与所得を得ている方

給与所得については以下に詳細を記載しています。

ここでは、勤務先から受け取った源泉徴収票を参考に下記例に従って必要項目の入力を行います。

給与所得の入力1
給与所得の入力2

入力が終わったら「入力終了」をクリックします。

 

③XMの確定申告手順(雑所得の利益入力)

海外FX「XM」における所得は「雑所得 その他」になりますので、「その他」を選択

「その他」を選択

「上記以外」の「入力する」をクリック
「上記以外」をクリック

利益が発生した取引種目や会社名、場所を入力します。
例として、「XM」、「GEMFOREX」、「TITANFX」、「AXIORY」の4つにおける記入例を表示しています。↓

利益が発生した取引種目や会社名、場所を入力

【XMにおける入力例】

  • 種目:証拠金取引
  • 名称:Tradexfin Limited.
  • 場所:F20,1st Floor,Eden Plaza,Eden Island,Seychelles
  • 収入金額:XMにおける利益額
  • 必要経費:かかった経費

※源泉徴収額税の欄は未記入で大丈夫です。

  • 種目:証拠金取引
  • 名称:GEM GROUP NZ LIMITED
  • 場所:Level1,275 Onehunga Mall,Onehunga,Auckland
  • 収入金額:GEMFOREXにおける利益額
  • 必要経費:かかった経費

  • 種目:証拠金取引
  • 名称:Titan FX Limited.
  • 場所:1stFloor,Govant Building,Kumul HighwayPort Vila,Vanuatu
  • 収入金額:TitanFXにおける利益額
  • 必要経費:かかった経費

  • 種目:証拠金取引
  • 名称:Axiory Global Ltd.
  • 場所:No. 1 Corner of Hutson Street and MarineParade,Belize City,Belize
  • 収入金額:AXIORYにおける利益額
  • 必要経費:かかった経費

 
をそれぞれ入力(複数の海外FX業者を利用している場合は業者ごとに分けて書く)して「入力終了(次へ)」をクリック

上記内容は2019年7月において、それぞれブローカーにお問い合わせした名称と住所になっております。

④XMの確定申告手順(控除についての入力)

控除について記入します。↓

控除について記入

漏れのないように入力しますが、それぞれ控除を受ける際には各種証明書の添付が必要になりますので事前に準備しておきましょう、

ここまでに所得に関する記入や控除に関する記入を全て行い、「入力終了」をクリックすると次に「住民税・事業税の記入」に移ります。

⑤XMの確定申告手順(住民税・事業税の入力)

ここではまず、「住民税・事業税の記入」をクリック↓

「住民税・事業税の記入」をクリック

納付の形式を選択し、必要な項目に入力していきます↓

納付の形式を選択

「給与から差引き」を選択しますと記入した勤務先に納税書が送付されます。

副業で海外FXを利用していて、且つ勤務先に副業を知られたくない場合は「自分で納付」を選択しておきましょう。

ちなみに、納税手続きの方法は5通りあり、それぞれ特徴があります。※スマホでご覧の方は横にスクロールできます。

納付手続き手段 内容 期限 手数料
振替納付 指定した預貯金口座の引き落としによって納付する方法。 毎年3月15日まで なし
コンビニQR納付 納付用QRコードをコンビニの端末で読み取り、そちらに納付する方法。 毎年3月15日まで なし
電子納税 e-Taxを利用してダイレクト納付、またはインターネットバンキングから納付する方法。 毎年3月15日まで なし
※インターネットバンキング利用料は別途あり
クレジットカード納付 「国税クレジットカードお支払いサイト」での手続きの上、納付する方法。 毎年3月15日まで 納税額に応じてあり
窓口納付 金融機関、または所轄の税務窓口で納付する方法。 毎年3月15日まで なし
ご自身に合った納付方法を選びましょう。

⑥XMの確定申告手順(個人情報の入力)

ここまでの記入内容で、納税額が表示されます。

納税額が表示

この納税額を確認後、個人情報の記入に移ります。↓

個人情報の記入

すべて入力が終わったら、「申請書作成終了」をクリックして終わります。

⑦XMの確定申告手順(印刷、提出)

さてここまで長らく記入してきましたが、あとは印刷して提出するのみです。

「帳票表示・印刷」をクリックして、全ての記入内容を確認しましょう。

問題ないようであればクリックし、それを納付することで確定申告の手続きは終了になります。

経費を利用して税金対策!何が経費に含まれるのか?

経費を利用して税金対策!何が経費に含まれるのか?

確定申告の手順の中に「必要経費」がありましたね。

この経費というのは海外FXで利益を出すためにかかった費用のことをいい、具体的には以下のようなものが経費にあたります。

  • パソコン等の設備費
  • セミナー費用
  • 書籍代
  • プロバイダー料金
  • 情報入手のための費用(トレーダー仲間との食事など)

その他、PCに使った電気代や光熱費、またトレードをするために部屋を借りたのであれば家賃も経費に含まれます。

この経費は海外FXの納税額の計算においても重要になってきますので是非以下の記事も参考にしてみてくださいね。

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ここまでのまとめ

海外FX利用者の確定申告についてのまとめ

海外FX業者を利用している場合の確定申告については理解していただけたでしょうか?

海外FXの確定申告には面倒なことも多く、つい後回しにしてしまうこともあると思います。

しかし、日本に住んでいる以上確定申告をして税金を支払うことは義務化されています。

少し遅れた程度なら大丈夫ですが、悪質な場合は脱税とみなされさらに多くの税金を支払う必要が出てきてしまいます。

そのため、海外FXで稼いだ場合は確定申告は忘れないように行い、税金を支払うことは忘れないようにしましょう。

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